DHLグローバル フォワーディング、名古屋の新施設「GDP対応医薬品専用 温調庫」によって医薬品輸送時間を1日短縮

プレスリリース: 名古屋 01/24/2018

  • 名古屋の新施設が中部地方における製薬会社からの需要増大に対応
  • 本施設を使用することにより、多くのケースで東京を経由する必要性をなくし、名古屋からの輸出・輸入にかかる輸送時間を最低でも24時間短縮

欧州およびアジアの航空、海上、陸上貨物輸送のグローバルリーダーであるDHLグローバルフォワーディングは、名古屋に温度管理可能な新施設「GDP対応医薬品専用温調庫」を設置したことにより、日本の医薬品輸出、輸入にかかる輸送時間を短縮しました。本施設は中部国際空港内に設置される初の医薬品専用倉庫であり、DHLにとって、ライフサイエンス・ヘルスケアのサプライチェーンに対する医薬品の適正流通基準(GDP)におけるEUのガイドラインを満たす日本で2番目の当社専用倉庫となります。

本施設は、日本の中部地方における主要経済圏であるグレーター・ナゴヤ(名古屋を中心に半径約100㎞に広がる中京圏の地域)に拠点を置く製薬会社からの貨物需要の増加に対応します。グレーター・ナゴヤの域内総生産は5,800億米ドル近くに上り、これはスウェーデンの国内総生産を超える規模を誇ります。日本の医薬品輸出は過去数十年間で着実に増加し、その伸び率は50%を超えました。同時に、日本の高齢化に伴って医薬品輸入も急増し、2014年~2015年の間に10%超の成長を見せています。この状況を踏まえると、DHL名古屋施設はライフサイエンス・ヘルスケア業界の輸出入双方に貢献する存在となることが見込まれます。

「当社には、日本およびアジア太平洋地区におけるライフサイエンス・ヘルスケア業界独自のニーズを支えている倉庫&サービスネットワークがあり、今回そこに名古屋の施設を追加することができて嬉しく思います」と、DHLグローバル フォワーディングのアジア太平洋地区CEOのケルビン・レオンは述べています。「また、本施設は日本でGDPに対応する当社の2番目の施設として、日本国内における製薬会社のサプライチェーンサービスの最前線に立つ当社の地位を確固たるものとすると同時に、高速輸送が求められる医薬品の輸送時間を短縮し、配送負荷の低減に貢献するものです。東京・大阪を経由せず直接名古屋からの貨物輸送が可能になったことで、東京・大阪を通過する場合でも輸送時間を少なくとも24時間短縮することができるようになりました」

名古屋の施設は温度マッピングおよび温度逸脱警告システムを備え、保守整備が定期的に実施されます。また、セキュリティを強化する為にアクセスコントロールが行われております。外部温度の流入を最小限に抑えるべく、アクセス制御も行われています。さらに、DHLが誇る定温倉庫管理に対する世界水準のサーモネット認証に従い、倉庫内の室温は15~25°Cに維持されます。空気の循環を安定させるために、外部温度の流入を最小限に抑えるべく前室を設けており、且つ、前室の扉と保管庫の扉が同時に開閉できないような仕組みになっています。

「日本経済は非常に成熟しており、輸出入市場のバランスが取れています。また、多くの製薬会社が中部地方に拠点を置いているため、名古屋からの医薬品輸出需要が増加しています」と、北アジア地区CEO、日本の代表取締役社長、バリューアディドサービシーズ アジア太平洋地区統括本部長を兼任するチャールス・カウフマンは述べています。「医薬品の輸入量[1]と老年人口による需要の両方の増加を指し示す、医薬品貿易量の顕著な成長率というトレンドが、私たちを製造業の中心である名古屋でのこの新しい医薬品温調庫設立へと動かしました。当社は、当該エリアの医薬品需要への対応に取り組む多国籍企業のために国際貨物輸送サービスを提供し続けています。そんな中、当社の名古屋施設は、日本全国および中部地方全域のライフサイエンス・ヘルスケア製造業者のGDP対応基盤をさらに発展させるための新たなステップとなります」

[1] http://www.customs.go.jp/toukei/srch/index.htm?M=79&P=0