カーボンオフセット

サプライチェーンの二酸化炭素排出量をオフセットする

DHLでは、「GoGreen」気候ニュートラルサービスを提供し、レソトにおけるDHL独自のプロジェクトなど、国際的に認められた気候保護プロジェクトに投資することで、物流に伴う温室ガスの排出オフセットを支援します。

DHLでは高い基準を設けており、環境と社会の両方における利点をもとに気候保護プロジェクトを選定しています。すべてのプロジェクトは、最低でも「VER Gold Standard」クレジットの提供が必須となります。レソトプロジェクトは、2016年から、新しくできたフェアトレード気候基準フェアトレード気候・開発プロジェクトで認証を受けており、この基準を満たした最初のプロジェクトでもあります。 

排出量の計算と温室ガスのオフセット量は、スイスに拠点を置く監査機関のSGS(Société Générale de Surveillance SA)により検証が行われます。これは、業界をまたいだ世界規模の「GHGプロコルProduct基準」、欧州規格EN 16258、ISO 14064規格に従って実施されます。

「GoGreen」気候ニュートラルサービスを利用する企業は、年に1回認定証を受け取ります。この認定証とDHLのGoGreenロゴを使用すると、環境に取り組む企業の姿勢を表明することができます。

気候保護プロジェクトの詳細

パーセル、メール、レター向けGoGreen気候ニュートラル輸送サービス

    • 国内向けパーセル:ドイツ国内で配送されるすべてのパーセルが、追加コストなしで自動的にオフセットされます。 
    • 国際向けパーセル:気候ニュートラル輸送に低額料金を追加可能
  • 以下のサービスについては、二酸化炭素排出量が追加コストなしで自動的にオフセットされます。

    • DHL Express Envelope

    気候ニュートラルは、以下のサービスの国内向けおよび国際向けのパーセルに利用できるオプションサービスです。

    • Express時間・日付指定サービス
    • DHL Parcel Connect
    • DHL Paket
    • DHL Retoured & Euromarkets 
    • Paketmarke
    • DHL Europaket
    • Weltpaket

環境に優しい物流のエキスパートへのお問い合わせ

お客様のサプライチェーンが環境に与える負担を軽減する方法についてお問い合わせください。

ケーススタディ&ベストプラクティス

  • 中国のテクノロジーセクターのお客様は、二酸化炭素排出量の削減に向けて、カーボンフットプリントの透明性を向上させたいと考えていました。そこで課題となったのは、サードパーティのデータとプロセスとの統合でした。DHLは、カーボン・ダッシュボードを使用したカーボンモニタリング・ソリューションを開発し、DHLだけでなく、他の物流サービスプロバイダー5社のデータを追跡可能にしました。透明性が向上した結果、ベンチマーク比較や目標設定をはじめ、炭素排出要因の特定や削減戦略の開発も実現しました。

  • DHLは、金融サービスのあるお客様に気候ニュートラルのグローバル貨物サービスを提供しました。このお客様は、大量の二酸化炭素が排出される夜間エクスプレス輸送を利用する必要があります。そこで、この銀行の国際クーリエサービスの95%を気候ニュートラルにするという目標を設定し、年間で20億トンのカーボンを削減し、ブランドのイメージも向上しました。さらに、二酸化炭素排出量のオフセットのために購入したカーボンクレジットが経営に影響を及ぼすことはなく、このクレジットを活用した気候保護プロジェクトは地域の住民に大きな効果をもたらしました。

  • 米国の複数のセクターで事業を展開しているお客様が、25万平方フィートに広がる持続可能な流通センターの設立を検討していました。このお客様は、この流通センターに、環境に対する責任を考慮した設計や効率的なオペレーティング・システムを導入したいと考えていました。そこで課題となったのは、エネルギー効率に優れた照明、天窓、節水可能な水道設備、ホワイトルーフ・システム、雨水流出抑制システム、リサイクルプログラムを備えた施設を設計することでした。市当局と現地の開発財団との密接な連携が求められることも、プロジェクトをさらに複雑化させました。新たに完成した流通センターでは、エネルギーや水の消費が最小限に抑えられ、温室ガス排出量やコストの削減も実現しています。こうして、周辺住民や従業員、近隣コミュニティにとって健全な環境を提供しています。また、この流通センターは、米国グリーンビルディング協会のLeadership in Energy and Environmental Design(LEED)認証を取得しています。

  • 英国のある航空会社が、機内で提供するケータリングサービスや廃棄物について革新的なソリューションの開発を模索しており、DHLに支援を求めてきました。DHLでは、廃棄率をベンチマーク評価し、埋め立て処理される廃棄物を最小化する計画を作成しました。この計画には、食品の量を70%削減できる食品乾燥機の導入も盛り込まれました。この結果、埋め立て廃棄物がゼロになり、食品ゴミの輸送コスト70%削減や回収ゴミからの付加価値の創出、リサイクルによる収益獲得や埋め立て処理税の排除を実現しました。

  • 100万ケース以上の製品を含め1年間に約17万件のパーセルを出荷している米国のお客様は、DHLと協力して適正なサイズの荷物を評価するプロジェクトを実施しました。このプロジェクトは、「パーセルの中になぜこんなにもスペースがあるのか?」という疑問から始まりました。導入したソリューションにより、複雑なカートナイゼーション・システムが製品ケースの輸送時に適正なサイズの箱を選択できるようになり、充填率の向上や全体の荷物数の削減を達成しました。お客様および環境にもたされた具体的なメリット:

    • アウトバウンドパーセル1件あたりに梱包するケースが5.9から8.52に増え、箱に入れる「エアクッション / 充填材」が10%以下に
    • アウトバウンドトレーラーの密度が19%増加し、必要なアウトバウンドトラックの台数が減少。パーセル配送コストを年間35万ドル以上削減
    • お客様からのフィードバックスコアが13%アップ(苦情ゼロ)
  • 小売りセクターのお客様が、英国内のサプライヤーと流通センター間の輸送で生じる二酸化炭素排出量を削減したいと考えていました。DHLはお客様と協力し、継続的にメリットがもたらされるソリューションを開発しました。燃費向上や二酸化炭素排出量の削減など様々な要件を満たす環境対策ソリューションとして、ティアドロップトレーラーが選ばれました。このトレーラー1台で今までより多くの在庫を運べるため、移動回数を減らすというニーズにも応えられます。空気力学的な利点を生かした独自の形状のトレーラーは、約10%の燃費向上と積載量の10%増加を達成しています。DHLは、このお客様のカーボンフットプリントを毎年2,000トン以上削減できるよう、空気力学的に最適化されたティアドロップトレーラーを399台導入しました。

特定 - 最適化

透明性の実現カーボンフットプリントの分析およびモニタリングの詳細

カーボンフットプリントの特定とモニタリングを行い、環境への影響を詳細に把握することができます。

環境フットプリントの最適化

物流に関連する二酸化炭素の排出を最小化または回避するソリューション